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紫の一本 : ミニ英和和英辞書
紫の一本[むらさきのひともと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [むらさき]
 【名詞】 1. (1) purple colour 2. purple color 3. violet 4. (2) type of soy sauce 
: [いち]
  1. (num) one 
一本 : [いっぽん]
 【名詞】 1. (1) one long cylindrical thing 2. (2) one version 3. (3) (a) certain book 4. (4) (a) blow 5. (5) an experienced geisha 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

紫の一本 : ウィキペディア日本語版
紫の一本[むらさきのひともと]
紫の一本』(むらさきのひともと)は戸田茂睡による江戸時代前期の仮名草子江戸地誌としての体裁を取りながら、文学的な要素も強い。成立は天和年間前後にかけてと見られる。
== 概要 ==
浅草の隠者遺佚入道こと作者茂睡と四谷の下級武士陶々斎(陶々子)が気の赴くまま江戸各地を渡り歩く設定で、遺佚が和歌、陶々斎を漢詩を詠み、漫才的な問答を行い、時に騒動に巻き込まれる。
江戸地誌の系譜は浅井了意江戸名所記』の名所記形式に始まり、『江戸雀』のような実用性を重視する地誌形式が出たが、『紫の一本』は名所記の形は受け継ぎながら、内容の類似を意識的に排し、挿話を挟めて文芸的性格を強めたものである。一方、登場人物2人の掛け合いといった部分には『竹斎』の影響が色濃く伺える〔横田(1989)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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