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紫明抄(しめいしょう)とは、鎌倉時代に作られた河内方による源氏物語の注釈書である。 == 概要 == 源光行の子、源親行の弟、素寂により著されたもので、1294年以前の成立と見られる。全10巻のものと全5巻のものがある。 現存する鎌倉時代の源氏物語の注釈書として最大のものであり、河内方による源氏物語の注釈書としても最も大規模な注釈書である水原抄が現存しないため、現存する河内方による源氏物語の注釈書としても量的にまとまったものであるが、著者の素寂は源光行の子ではあるものの、本流といえる源親行の弟という傍流にあたる人物であり、本流にあたる親行の弟である源義行やその子行阿としばしば激しく対立しており、それが本書にも反映しており、本流にあたる河内方の説を激しく批判している場合もあることには注意を必要とする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紫明抄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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