|
紳章(しんしょう)は、日本統治時代の台湾を統治する台湾総督府が制定した記章。 ==概要== 「学識」や「資望」を有する本島人を表彰するため、1896年(明治29年)に「台湾紳章条規(明治29年台湾総督府令第40号)」が制定され、その翌年から授与が始まった。約500人が授与された。 形状は径1寸(約3.03センチメートル)の白銅製のバッジで、「紳章」の二字が金色で記されていた。 しかし、清朝統治時代の科挙の成績や資産の多寡が基準であったため、近代化が進むにつれて「旧時代の遺物」視されるようになり、その佩用を恥じる風潮が出始めた。昭和期に入ってからの授与例はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紳章」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|