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経済相互援助会議(けいざいそうごえんじょかいぎ、、、SEV)は、1949年にソ連の主導のもとで東ヨーロッパ諸国を中心とした共産主義諸国(東側諸国)の経済協力機構として結成された。西側での通称はコメコン(COMECON- Council for Mutual Economic Assistance の略)。 == 概要・沿革 == 第二次世界大戦後に、アメリカ合衆国政府が行ったマーシャル・プランに対抗して設立された。 成立から1954年の第4回総会までの期間は、ソ連を中心とした外国貿易推進機関の性格が強く、加盟東欧諸国からソ連が一方的に利益を搾取していると批判されていたが、1956年の東欧動乱をきっかけに、ソ連は東欧諸国との経済関係の再構築に取り組んだ。 当初加盟国は、ソビエト連邦、ポーランド、チェコスロバキア〔加盟当時は「チェコスロバキア共和国」、1960年より「チェコスロバキア社会主義共和国」。〕、ハンガリー、ルーマニア〔加盟当時は「ルーマニア人民共和国」、1965年より「ルーマニア社会主義共和国」。〕、ブルガリアの6ヶ国。ひと月遅れてアルバニア〔加盟当時は「アルバニア人民共和国」、事実上脱退後の1976年に「アルバニア社会主義人民共和国」と改称。〕が加盟した。その後、1950年に東ドイツ、1962年にモンゴル、1972年にキューバ、1978年にベトナムが加盟した。一方1962年にはアルバニアが事実上脱退。最終的に加盟国は10ヶ国になった。 この他に、ユーゴスラビアが準加盟国、フィンランド、イラク、メキシコが非社会主義協力国、その他にもアンゴラ、エチオピア、南イエメン、モザンビーク、ラオスがオブザーバーの地位にあった。また中国、北朝鮮もオブザーバーを送っていたが、中ソ対立の影響で中国は参加しないようになり、北朝鮮もチュチェ思想に基づいた独自の社会主義路線を取った結果、両国ともに62年を最後に会議に参加しなくなった。 1989年の冷戦終結に伴って東欧革命が始まり、1991年6月に解散した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「経済相互援助会議」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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