翻訳と辞書
Words near each other
・ 経皮血管形成術
・ 経皮酸素測定
・ 経盛 (小惑星)
・ 経県
・ 経眼窩撮影
・ 経眼窩撮影法
・ 経石
・ 経穴
・ 経穴纂要
・ 経立
経筒
・ 経管吸引カテーテル
・ 経管性、経腔的
・ 経管栄養
・ 経管栄養(ゾンデ栄養)
・ 経管栄養法
・ 経籍志
・ 経粘膜吸収
・ 経糸
・ 経絡


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

経筒 : ミニ英和和英辞書
経筒[きょうづつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい, たていと]
 (n) (weaving) warp
: [つつ]
 【名詞】 1. pipe 2. tube 

経筒 : ウィキペディア日本語版
経筒[きょうづつ]
経筒(きょうづつ)は、経典を土中に埋納する経塚造営の際に、経典を納めるために用いる筒形の容器
陶製や石製のほか、金銅製や鉄製など金属製のものがある。形状は小型の円筒形や宝珠形、六角宝塔形など多様。上部にはが付けら、上面は平面であるが周縁部が外側へ張り出しているものもある。上部中央には塔形や宝珠形、相輪形、乳頭形をしたつまみが付けられており、胴体部分には銘文が彫られ、願文や経塚造営に至る経緯、関係人物などが記される。つまみの存在や、銘文にしばしば「宝塔」の語句が見られることから、を模しているものと考えられている。
経塚は末法思想の影響を受けて起こったもので、写経された経典を経筒に納め、さらに石製や陶製の外容器に納め副納品や除湿剤ともに石室内に安置する。最古の経塚は、藤原道長大和国金峰山に造営した金峰山経塚であり、寛弘4年(1007年)在銘の経筒出土している。
紙本経は残存しにくいが、経筒の銘文は造営時の事情を示す貴重な歴史資料となっている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「経筒」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.