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『スッタニパータ』()は、セイロン(スリランカ)に伝えられた、いわゆる南伝仏教のパーリ語経典の小部に収録された経典のこと。 「スッタ」(Sutta)はパーリ語で「経」の意〔パーリ語の「スッタ」(sutta)、サンスクリットの「スートラ」(sūtra)、そして漢語の「経」も、全て原義は「縦糸」という意味である。〕、「ニパータ」(Nipāta)は「集まり」の意、あわせて『経集』の意となり、『南伝大蔵経』のようなパーリ語経典日本語訳の漢訳題名でも、この名が採用されている〔WEB南伝大蔵経目録 p.12〕。 文字通り古い経を集めたものであり、その一部に対応する漢訳経典としては『義足経』(大正蔵198)がある〔原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究 - 中央学術研究所〕。第4章と第5章に対する註釈として、サーリプッタ(舎利弗)の作と伝承される同じく小部に収録されている『義釈』がある〔『パーリ上座部の経蔵に収載される “声聞の所説”の権威性を巡って』 - 清水俊史〕。 ==構成== 『スッタニパータ』は、以下の全5章から成る。 *第1章 - 蛇(Uraga-vagga) *第2章 - 小(Cūḷa-vagga) *第3章 - 大(Mahā-vagga) *第4章 - 八(Aṭṭhaka-vagga) *第5章 - 彼岸道(Pārāyana-vagga) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スッタニパータ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sutta Nipata 」があります。 スポンサード リンク
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