|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 経 : [けい, たていと] (n) (weaving) warp ・ 経験 : [けいけん] 1. (n,vs) experience ・ 験 : [しるし] 【名詞】 1. (1) mark 2. (2) symbol 3. (3) evidence
暗黙知(あんもくち)は、認知の過程あるいは言葉に表せる知覚に対して、(全体的・部分的に)言葉に表せない・説明できない身体の作動を指す。 == 概要 == 暗黙知とは「知識というものがあるとすると、その背後には必ず暗黙の次元の「知る」という動作がある」ということを示した概念である。この意味では「暗黙に知ること」と訳したほうがよい。 たとえば自転車に乗る場合、人は一度乗り方を覚えると年月を経ても乗り方を忘れない。自転車を乗りこなすには数々の難しい技術があるのにもかかわらず、である。そしてその乗りかたを人に言葉で説明するのは困難である〔例えばある一定以上の速さで自転車を右に旋回させるには、実はハンドルを左にも切る必要がある。また右旋回から直進状態に戻すためにも、ハンドルを左のほか右にも切る必要がある。これらの運転技術は自転車のバランスを取るために要求されるが、ふつう意識されることはない。〕。つまり人の身体には、明示的には意識化されないものの、暗黙のうちに複雑な制御を実行する過程が常に作動しており、自転車の制御を可能にしている。 それゆえ知識から人間的要因を「恣意的」として排除しようとすると、決して操作に還元しえない「知る」という暗黙の過程をも否定することになり、知識そのものを破壊してしまう。「暗黙知」を単純に「語り得ない知識」と同一視することが広く行われているが、これは安冨歩が指摘したように誤解である。 準拠枠 () など関連する研究はあるが、暗黙知の認知的次元を経営学・社会学的に理論化する試みは、未だ発展途上の段階にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「暗黙知」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tacit knowledge 」があります。 スポンサード リンク
|