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『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』(げきじょうばんポケットモンスター けっしょうとうのていおう エンテイ)は、2000年7月8日から公開されたテレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第3作である。同時上映作品は『ピチューとピカチュウ』。興行収入48億5000万円。 日本版英題は「Lord of the "UNKNOWN" Tower」。当初タイトルは「結晶塔の帝王」のみだったが、後にアンノーンを用いてENTEIと追加された。 == 概要 == 本作品で焦点が当てられたのは、ゲーム中でも謎めいた存在として登場したポケモン「アンノーン」である。この作品におけるアンノーンは、1人の孤独な少女に力を与え、彼女だけの理想を実現にする夢のパワーを与える存在である。アンノーンの力で父親役である「エンテイ」を手に入れ、架空の母としてサトシのママを誘拐し、彼女が望むことは全て実現されていく。 こうして、アンノーンが生み出す夢により現実を完全に遮断し、閉じられた世界で心の傷を癒すミーだったが、ママの救助にやって来たサトシら現実の存在と対決することになり、最終的には「夢の世界」と決別することを決意。アンノーンの力は再封印されることになる。 アンノーンと少女の理想が作り出す幻想や主要キャラクターの満遍ない活躍、親子の絆など様々な魅力が詰まった本作は劇場版第1・2作の脚本を手がけた首藤剛志、本作以降の劇場版作品の脚本を手がけることとなる園田英樹の合作脚本であり、本作以前と本作以降の個性を絶妙に取り入れた劇場版ポケットモンスターのある意味集合体的な脚本の作品である。 時系列は第154話以降から第165話以前の間である〔サトシが色違いのヨルノズクをゲットしており、タケシのズバットがゴルバットに進化していないためである。〕。 本作におけるエンテイはアンノーンの力とミーの心によって生み出された幻の存在である。本物のエンテイは後に第260話に登場した〔その回ではロケット団がエンテイに対して「いつぞやお会いしたようなしてないような」といったセリフを言及していることから本編と繋がりがあることがわかる。〕。 『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』では、異空間の存在として僅かながらアンノーンが劇場版で再び登場する。 『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』以来タケシがレギュラーとして復帰し、2010年の『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク』まで登場する。 園田英樹と共同ではあるが、首藤剛志がポケモン映画の脚本を書いた最後の作品である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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