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結界師の登場人物(けっかいしのとうじょうじんぶつ)は、田辺イエロウの漫画作品及びそれを原作としたアニメに登場する架空の人物の一覧。 == 間流結界師関係者 == === 墨村家 === 正統継承者は、生まれつき右手の平に方印が出る。代々名前には「守」の字が入っているらしい。 ; 墨村 良守(すみむら よしもり)14歳〔正統継承者〕: 声優 - 吉野裕行・幼少時代:白石涼子 : 本作の主人公。墨村家22代目(予定)の結界師。現在私立烏森学園中等部3年。趣味はケーキ作り、いつも学校では給食以外居眠りしていた。考えるより前に行動してしまうなど、無茶な行動が目立ち、感情的に行動していることから精神的には非常に幼い。奥久尼曰く、「おそろしく純粋」。 :自分の周りの者が傷つくのを極度に嫌う。歴代正統後継者の中でも、飛びぬけて強く烏森の影響を受け、 烏森に愛されていると比喩される。才能にも恵まれており、扇七郎曰く、数段飛ばして成長するタイプ。 :しかし、当の本人は自覚がなく、不用意な発言により兄弟や閃を傷付けることもある。 術者としては時音とは対照的でパワータイプでテクニックは低いが、それを補って余りある力を持っている。 ; 墨村 繁守(すみむら しげもり)68歳〔正統継承者〕 : 声優 - 多田野曜平 : 正守、良守、利守の祖父で、守美子の父。墨村家21代目当主の結界師。雪村時子にこそ劣るが強力な術者。現在、時子との仲は悪いが、若い頃は時子と共に烏森を守っていたこともあり、良守が目指す道を既に通ってきた様子がうかがえる。また、時子のことを本当に嫌っている訳ではなく、一人で抱え込むタイプの時子を気遣ったり、もしものときは共闘する姿勢を見せている。旧友である松戸は繁守に「かなわぬ恋ほど美しいものはないのさ。そして男は未練がましい生き物だ。それは君の方がよくわかってるんじゃないのかい?」と述べており、これに対し繁守も特に否定していない(ただしこのやりとりが時子に関するものか否かは明らかでない)。 :性格は頑固で口やかましく、正統継承者の自覚が無い良守に手を焼いているが、墨村・雪村の垣根を越え次の世代のことを考える事や、正統継承者ではない守美子、正守の動向に気を揉むなど家系や使命を超えた気遣いが多いなど、言動とは裏腹に老練の域に達している管理者タイプ。好きな言葉は「努璃意夢(どりいむ)」。好物はだしの玉子焼き。もみ上げが太い。 : 良守の無想の修行が最終段階に入った時、縞野から良守は繁守の手の届かなかった領域に達するという説明から繁守は極限無想を習得していない可能性が高い。 : 書道が趣味で度々作中でその腕を見せており、作者によれば墨村家の収入の一つとなっているらしい〔そのときに書かれていることは「努璃意夢(どりいむ)」や「礎無裏江(そむりえ)」など外来語の当て字であることが多い。〕。 :正統継承者ではない上に、一番下の孫である利守には甘い所があり、本来は正統継承者しか読むことが許されない巻物の読み方を利守に教えたりしていた。 ; 墨村 正守(すみむら まさもり)21歳 : 声優 - 宮内敦士 : 良守と、利守の兄で墨村家の長男。詳細は十二人会を参照。 ; 墨村 利守(すみむら としもり)9歳 : 声優 - 川庄美雪 : 正守、良守の弟。結界師。三影小学校で昨年度は3年1組だった。後に小学4年生となった。術はあまりうまくないが、現実的で下の兄の良守よりもしっかりしている。しかし、守美子が帰って来た際には、歳相応の一面を覗かせてもいる。学校で図書委員をやっているためか、あだ名は「トショ」。「妖はこういう心遣いを大事にする」と、斑尾に毎日ドッグフードをあげている。有能な兄達の背中を見て、少々嫉妬や劣等感を覚えている。しかし、練習はしている模様。ピーマンが苦手。 ; 墨村 守美子(すみむら すみこ) : 声優 - 金野恵子 :正守、 良守、利守の母で、繁守の娘。修史の妻。結界師。非常に肝が据わっており、土地神クラスの龍を手玉に取るほどの実力者。父の繁守いわく「放蕩娘」。常に放浪し、各地で妖を退治しているらしいが、烏森の動向を細かに把握していたりと、素性に謎が多い。宙心丸には今ひとつ気に入られなかったためか正当継承者にはなれなかったが、結界師としての実力は極めて高く、開祖であり自分以上の術者は居ないと自負していた間時守をして"次元の違う術者"、"無想を使った良守でさえ足元にも及ばない程の術者"と言わしめる程であり、彼女と時守の出会いにより烏森の封印計画が大きく動き出すこととなった。作者によれば彼女は時々墨村家の口座にかなりの額のお金を振り込むことがあるらしく、実は墨村家の家計を支えている。 : 真白湖に行ったことがあるようで、そのため裏会の調査室からは神佑地狩りの疑いをかけられている。またその理由の一つとして、かつて暴れている土地神を抑えるという仕事で神殺しを行ったことがあり(土地神には世継ぎがおり、土地神の世代交代の一環だったとも言える)、その後放浪するようになったらしい。 : 烏森を覇久魔で完全に封印するため、墨村家に、自身の7割程度の記憶・能力を有する自分そっくりの式神を送った。その後覇久魔の地で発動された良守の真界の中に残り、中から真界を完全に閉じて宙心丸を封印した。結果自身は真界から二度と外に出られなくなった為、最後に式神を残して夫への感謝の言葉を伝えた。また、料理や裁縫は得意でない。 ; 墨村 修史(すみむら しゅうじ) : 声優 - 村治学 : 正守、良守、利守の父。守美子の夫。墨村家に婿入りした主夫。舅の繁守からは「修史くん」ではなく、「修史さん」と呼ばれている。売れない小説家。元・松戸平介の助手であり、霊感こそ無いが、下級の妖に効果のある独自の魔除けの作成・使用が可能(作中で語られる通常者としては松戸を除き異例の能力)。非常に温和な性格。世話好きで、よくフリル付きエプロン姿で家事をこなし、料理の評判は良い。妻に神佑地狩りの疑いをかけられてかなり動揺している。しかし、それでも料理の腕をふるい、家事も普通にこなしている。 ; 斑尾(まだらお) : 声優 - 大西健晴 : 約500歳の墨村家付きの妖犬。生前の名は「銀露(ぎんろ)」。嗅覚で妖の位置を探る。オネエである(作者によれば妖犬なのでどっちでもいいとのこと)。気分屋だが、面倒見は良い。普段は普通の妖犬だが、本体は墨村家の家にある石にあり、紫色の数珠の首輪を外すことで本来の姿を取り戻す。 : 本来の姿は巨大な姿の妖犬で尾に強力な毒を持つ妖毒使い。鹿の生肉が好物。 : 生きていた頃は鋼夜と山に住んでいたが、山を人間に荒らされ餓死。その後、成仏できずに相棒の鋼夜とともにその山を彷徨っていたが、間時守と出会い一目ぼれし、墨村家に仕えるようになった。 ; 縞野(しまの) : 無想部屋の番人。縞々模様の普通の大きさの猫の姿だが尾は二つに分かれていて(要するに猫又)、木札の鍵をつけた首輪をしている。一人称は「小生」。本来の役割は下地ができた段階でその者が極限無想へ至る資質があるか見定めることで無想にも入れていない状態で現れることはないが、良守の場合は烏森が覚醒しかかっているこの時期に呼応してかなり早い段階から現れた。かつて、間時守の能力によって従わされた妖で、その時は人の数倍もの大きさだった。 : 電撃針(でんげきはり) : 二本の尾の先の毛を尖らせて、相手のこめかみに刺して、電撃を見舞う。無想部屋で修行している墨村の者には、精神の治療として用いる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結界師の登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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