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『絶園のテンペスト』(ぜつえんのテンペスト)は、城平京(原作)、左有秀(構成)、彩崎廉(作画)による日本の漫画作品。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2009年8月号から2013年4月号まで本編を連載し、2013年5月号から11月号まで特別編が連載された。ジャンルはファンタジーだが、推理物の要素もある。 2012年10月から2013年3月までテレビアニメが放送された。 == あらすじ == はじまりの木に文明の利器を供物とすることで魔法を使う一族の長である魔法使いの姫君・鎖部 葉風は、はじまりの木に対する意見の対立から姫を補佐すべき鎖部左門によって、魔法を使えない絶海の孤島に放逐された。数か月後、姫の遺体は白骨化した状態で左門らにより回収され、左門ははじまりの木の復活を阻止すべく、一族を挙げての活動を開始する。 やがて不破 真広は、ある日両親と義妹不破 愛花が強盗に殺されるが、警察も犯人への情報を全く得られていない。そこに、生前に葉風の流したボトルメールに入った魔具(人形)を拾った真広は妹を殺害した犯人探索を魔法により行うため、葉風と魔具による通信の契約を交わして失踪する。愛花の秘密の恋人であり、真広の悪友である滝川 吉野は愛花の墓前で謎の美女に襲撃されたところを真広に救われるが、この時左門に指導された鎖部一族の活動によりその地域のほとんどの人は金属化してしまう。 左門の活動を阻止したい葉風と、愛花殺害犯が鎖部一族の誰かと判った真広は吉野と共に、左門と直接対決に及ぶ。そこで葉風は過去にいてすでに死亡していることを確認し、葉風は現在では既に何もできない事に絶望し、真広は左門の協力を得ることで愛花殺害犯を突き止めようとする。吉野はまだ(過去において)生きている葉風を見捨てたくない思いから真広を銃で脅し、最終的に勝利し葉風を蘇らすが、はじまりの木は用済みになった吉野・真広の両名を襲いかかり重傷を負わす。ここまでが前半。 後半は、世界中ではじまりの木が部分的に復活し、兵器、戦争地域などを中心に数十億単位の人がはじまりの木に飲まれたが、世界はひとまず平和になった。 吉野の活躍で部分的に甦った始まりの木に、不審を思った葉風は吉野と共に各地の始まりの木を調べるが、葉風は吉野に女性としての愛情を持った事を自覚する。 政府・自衛隊を動かして左門の企みを阻止に動いていた早河 巧やその手先エヴァンジェリン山本は左門らと協力・協議の上、吉野こそはじまりの木の敵対者であり最大の敵絶園の魔法使い=愛花殺害犯である疑いを持ち、その場合殺害する事を考え真広を魔法による昏睡から覚ます。 愛花殺害犯がいまだ不明の真広も、葉風の復活は吉野がいなくても時間の問題であったこと、はじまりの木を倒すためには葉風の協力(=葉風を支配)が必要なことなどから、吉野=絶園の魔法使い説に一理あることを認め、その場合の吉野殺害も是とする。そんな中、絶園の魔法使いを名乗る、気力・胆力その他諸々平均未満のフリーター青年羽村 めぐむが葉風と吉野の前に現れる。 はじまりの木、絶園の木どちらが勝っても人類にとってまずい事が起こる可能性がある中、これまでの主要人物たちは誰かが悪意を持っている事を疑いつつも、良き道を探してある時は勝手にある時は協力して、思考実験と世界に影響を及ぼす行動を起こして行く。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「絶園のテンペスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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