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『名探偵コナン 絶海の探偵』(めいたんていコナン ぜっかいのプライベート・アイ)は2013年4月20日に公開された日本のアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの17作目にあたる。上映時間は110分。興行収入は36億3000万円〔。 読売テレビの放送開局55周年記念作品となる。 ==概要== ===沿革=== 本作は、第15作『沈黙の15分』以降総監督を務めていた山本泰一郎がアニメシリーズの監督に復帰し〔監修として参加。〕、静野孔文の初の単独監督作品となった。脚本はテレビドラマ『相棒』や『ATARU』を手がけた櫻井武晴が担当。櫻井がアニメ作品の脚本を担当するのは本作が初である〔原作者の青山は『相棒』シリーズのファンで、2011年元日に放送された同作のSeason9第10話「聖戦」で特別出演したほか、単行本第48巻の名探偵図鑑で主人公・杉下右京を紹介したことがある。〕。海上自衛隊の新鋭イージス艦を舞台に、偶然居合わせたコナンたちが巨大な陰謀に立ち向かう。劇場版でスパイミステリーをテーマにした作品は初である。なお、劇場版コナン史上初めて自衛隊が登場している。 製作には防衛省・海上自衛隊が全面協力にあたっており、実際のあたご型護衛艦「あたご」をCICに至るまで取材したことで細部まで忠実な描写がなされ、恒例の実写EDでは「あたご」・こんごう型護衛艦「きりしま」・SH-60K哨戒ヘリコプター・舞鶴水中処分隊などが登場した〔「あたご」の主砲による砲撃シーンや普段は完全非公開のCICまでもが実写で映された。〕。 ゲスト声優は、『名探偵コナン』の大ファンである女優の柴咲コウがイージス艦内の女性自衛官・藤井七海役で出演する。柴咲は次作『異次元の狙撃手』にて劇場版主題歌を担当している。 本作の公開と同日に放送されたテレビアニメ『名探偵コナン』の第694話「消えた老舗の和菓子」は、本作のプレストーリーとなっている。 第1作『時計じかけの摩天楼』から第16作『11人目のストライカー』まで全ての劇場版に登場していた白鳥警部が登場しない作品でもある。同年末に公開された『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』、次作には登場している。また、2015年3月7日に小川真司が死去したため、小川が演じる遠山銀司郎が登場する映画は本作が最後になった。 近年のシリーズ同様、本作も小説版が小学館のジュニア文庫(小学館ジュニアシネマ文庫)から2013年4月18日に発売されている。 劇場版シリーズの定番となっているエンディング後の次回作の予告が今作でも放映された。弾丸が画面の奥側から客席側に向かって来ると言う内容の3DCGによる映像のあと、次回作の製作および公開が決定したと言う旨の字幕による予告が流れた。のちに次回作は『異次元の狙撃手』だと発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名探偵コナン 絶海の探偵」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Case Closed: Private Eye in the Distant Sea 」があります。 スポンサード リンク
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