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網切、網剪(あみきり)は、鳥山石燕の妖怪画集『画図百鬼夜行』にある日本の妖怪。 == 概要 == カニまたはサソリのようなはさみを持つ姿で描かれているが、同書内で解説文などは一切添えられていないため、石燕がどのような妖怪を描いたかのかは明確では無い〔。石燕は『画図百鬼夜行』において、『百怪図巻』など先行する妖怪絵巻に描かれている妖怪画を参考に描いたものを多く描いており、この「網切」はそのような妖怪絵巻に描かれている、人間の髪を切る妖怪「髪切り」を参考に描かれたものに相当するのではないかとも見られている。 昭和・平成以降の妖怪関連の各種文献では、網切は蚊帳、ほしてある網を切り裂く妖怪であると解説されている〔藤沢衛彦 編『妖怪画談全集 日本篇』上 中央美術社 1929年 83頁〕。 妖怪研究家・多田克己の説によれば、網(あみ)と小型甲殻類のアミ(糠蝦)との連想による言葉遊びで石燕が創作したものではないか、とも解釈されている〔。しかし、アミは前脚のはさみなどは持っていないため、アミを命名の発想とするこの説を疑問視する声もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「網切」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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