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帯化(たいか、Fasciation)は、植物で見られる奇形である〔藤田(1949)p.39〕。綴化(てっか)、石化(せっか、いしか)などともいう。 帯化はエンドウ、タバコ、ジャガイモ、イチゴ、アスパラガス、トウモロコシなど、農作物で多くの事例が報告されている〔Wasana Woyagi, Tadahiko Furuya and Shigeo Matsumoto (1984) Morphological Characteristics and grouth habit of Fasciated Soybean. Japanese journal of crop science, 53(4) pp.371-378 〕。また、多肉植物でもよく見られる。 == 概要 == 帯化は、植物の茎頂にある成長点で、頂端分裂組織に異常が生じることで起こり、茎や根、果実、花などが垂直に伸長したり、リボン状に平坦になるといった外見的な変形が見られる。また、比較的まれにではあるが、花茎の先端がコップ状にへこむ輪状帯化を生じる場合もある〔藤田(1949)p.62〕。 帯化が確認されている植物は800種以上にものぼり、特にキク科、アブラナ科、ナデシコ科の種で多く見られる〔藤田(1949)p.53〕。しかし水生植物で帯化が確認された種はほとんどない〔。またケイトウのように、もともとは奇形として生じた花の帯化が遺伝的に固定され、種の特徴となっている場合もある〔藤田(1949)p.3〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「帯化」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fasciation 」があります。 スポンサード リンク
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