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綿帽子 : ミニ英和和英辞書
綿帽子[わたぼうし]
(n) bride's silk floss headdress
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綿 : [わた]
 【名詞】 1. cotton 2. padding 
綿帽子 : [わたぼうし]
 (n) bride's silk floss headdress
帽子 : [ぼうし]
 【名詞】 1. hat 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
綿帽子 : ウィキペディア日本語版
綿帽子[わたぼうし]
綿帽子(わたぼうし)は、和式婚礼の儀において、花嫁文金高島田(ぶんきんたかしまだ)と呼ばれる、日本的な高い(まげ)を結った髪の上に、頭を覆う形で被る、白い袋状の被り物。本来は、真綿を加工して広げて作る防寒具のことであったが、後に婚礼衣装のひとつとなった。異称として、置き綿被き綿(かずきわた)、額綿(ひたいわた)などがある〔。
角隠しと同様の使い方をするが、角隠しが色打掛にも用いられるのに対し、綿帽子は白無垢の場合だけに用いるものとされる〔。通例、綿帽子は、挙式の際に着用し、披露宴では着用しない〔。
== 歴史 ==
隆房卿艶詞絵巻に描かれているように、鎌倉時代以前より高貴な身分の女性が外出する際には、頭の上から身体をすっぽりと覆う被衣(かづき)と呼ばれる(うちぎ)あるいは薄い衣を、袖を通さずに被っていた。室町時代になると、小袖の襟を前に下げた形で用いられるようになった。これらは元々は外出する際の埃除けや防寒が目的であったが、江戸時代になり、被衣に代わるものとして、真綿で作った帽子が若い女性に広まり、様々な形がつくり出された〔。しかし、18世紀半ばの宝暦年間以後は、もっぱら儀礼用としてのみ用いられるようになった。現代における綿帽子は、仕立ての白絹の布で作ったものである〔。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「綿帽子」の詳細全文を読む




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