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排気量 (はいきりょう)とは、内燃機関の燃焼行程に関わる容積の大きさを示す数値で、エンジンの性能指標のひとつである。単位は立方センチメートル(cm³)であるが、慣習的にリットルを用いたり、日本国外では立方インチを使用するケースもある。 一般には排気量が大きくなるにしたがって、単位時間あたりの燃焼する燃料が多くなるため、エンジンのトルクおよび出力は増加する傾向にある。反対に燃費は悪化する傾向があるが、機械損失(主に摩擦)やパワーバンド、エンジン設計の関係上、小排気量エンジンが必ずしも低燃費であるわけではない。 エンジンのシリンダー内でピストンが上下する範囲の体積を行程容積といい、この値とシリンダー(気筒)数との積が総排気量となる。内径をd(mm)、行程をS(mm)、気筒数をNとした場合、エンジンの総排気量Dは次式で表される。 :(cc表記) (リットル表記) 例:ホンダ・CB1300スーパーフォア (SC54)、内径78.0mm、行程67.2mm、4気筒、の場合(πを3.14として計算) : == 排気量による車両の区分 == エンジンの排気量を基準として、それを搭載する車両の区分に使われる場合がある。例えば、日本では、道路交通法上のオートバイには、大型自動二輪車・普通自動二輪車・小型自動二輪車・原動機付自転車の区分があるが、区分される基準は寸法や重量ではなく、排気量によってなされている。 また、法的規制と直接関係しない分野でも、「ナナハン」(750cc)や「リッターカー」「リッターバイク」(1000cc)のように同じ排気量の車両が1つのカテゴリーを形成する例や、スバル・360のように排気量がそのまま車名となる例などがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「排気量」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Engine displacement 」があります。 スポンサード リンク
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