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内閣総理大臣指名選挙(ないかくそうりだいじんしめいせんきょ)は、日本の国会において内閣総理大臣を指名する選挙である。 首相指名選挙(しゅしょうしめいせんきょ)または首班指名選挙(しゅはんしめいせんきょ)、あるいは単に首班指名とも呼ばれる。 == 概説 == 内閣が総辞職した場合、又は内閣総理大臣が欠けた場合、日本国憲法第67条の規定により、国会において文民である国会議員から内閣総理大臣を指名する。 (憲法の規定上は文民の「国会議員」であれば衆議院議員でも参議院議員でもよいが、 衆議院議員であることを本則とするものと考えられており〔、2015年現在までの総理大臣は全て衆議院議員である)。 通常の議事とは異なり衆議院と参議院での先議・後議はなく、内閣総理大臣の指名は衆参の両議院がそれぞれ独立して行う〔伊藤正己著 『憲法 第三版』 弘文堂、1995年、518頁〕。 内閣総理大臣指名選挙の手続は、国会法、議院規則、先例に基づいて、以下の通り行っている: # 衆議院、参議院双方別々に記名投票を行い、各院一名の指名者を決める。(過半数の票を得た議員がその院の指名者になる。そのような議員がいなければ、上位2人による決選投票でその院の指名者を決める)。 # 両院の指名者が一致していれば、その人物を総理大臣にする # 一致してなければ両院協議会を開く。 # 両院協議会で両院の意見が一致するか、もしくは出席協議委員の3分の2以上の多数を得た被指名者がでたらその人物を総理大臣にする # そうならなかった場合は衆議院の優越により衆議院の指名者が総理大臣になる。 以上でわかるように、事実上、衆議院議決で過半数を得た候補が内閣総理大臣に指名される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内閣総理大臣指名選挙」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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