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黄色い救急車(きいろいきゅうきゅうしゃ)とは、「頭のおかしい人を精神科病院に連れていく」 という都市伝説(うわさ話)に出てくる、黄色の塗装をした救急車のことである〔〔。一部の人々の間で知られているという都市伝説の一つである〔〔。イエロー・ピーポーとも呼ばれる〔。 自身のウェブサイトで、この話について調査した風野春樹は〔、「黄色」という色や「救急車」という点は事実ではないが、ある日突然、患者搬送車が患者宅に乗りつけて患者を拉致していく、という部分は真実である、と述べている(実際にやって来るのは、患者の家族や精神科病院が依頼した警備員である)。 == 内容 == うわさ話の内容としては、「(怪我や身体的な病気では白い救急車が来るところだが、)頭のおかしい人の所には“黄色い救急車”が来て、病院に連れて行かれる」、というものである。地方によっては、それらのうわさ話の中に出てくる“救急車”の色は緑であることも黄色についで多く、この場合「グリーン・ピーポー」と言っているという。場合によっては青であったり、紫であったりする〔。 また、“黄色い救急車”を呼ぶため関係機関に「通報した者はお金がもらえる」という話が付け加わることもある〔。金額は3,000円から5,000円程度とされる〔。 さらに、この“救急車”の逸話とは別に、精神病院のことを「赤い屋根」と呼んでいた地域もある〔。精神科の閉鎖病棟を「鉄格子付きの病院」と表現することもある。 風野の調査に対して寄せられた「“救急車”から屈強な男が現れておかしな人を連れ去ることを、本当だと思っていた」という感想に対しては、上述のように(救急車であるという点を除いて)、実際の話であると指摘している〔。2008(平成20年)にも、精神科を受診したこともないのに、家に男が押し入り精神科病院に拉致され、刑務所の独房のような保護室に鍵をかけ医療保護入院扱いという出来事があった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黄色い救急車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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