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編布(あんぎん)とは、縄文時代から続く編み物の技法により作られた布・衣服。命名者は伊東信雄(縄文期の布に対する呼称としての命名)。 == 概要 == 編み方は絡み編み(もじり編み)であり、簾の子や俵と同じもので〔、横糸に対し、編んでいく縦糸が2本単位で、これが横糸をもじるようにして編むため、「もじり編み」と呼ばれ、同じ絡み技術は中国より南米北西部のペルーに見られるなど日本独特とされる。縄文晩期から一番多く出土する(最盛期であり、これ以前からの出土事例はある)一方、その出土量から弥生時代に入り、織物におされ、一端衰退したと考えられるが、中世になり再び出現が絵巻(『一遍上人絵伝』)などで確認でき、上杉謙信も陣中で鎧下に編布を着ていたと伝えられ〔、後世でも発達をし続けた。編布による技法と製品は、現在、新潟県中魚沼郡下に残存し、津南町歴史民俗博物館に国の重要民俗資料に指定されたものが展示されている。 復元された縄文衣服が新潟県十日町市博物館でみられ、袖無しである(越後アンギンと称される)。また新潟の言葉から、「アンギン」の「ン」は「ミ」の訛りとみられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「編布」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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