|
總社(そうじゃ)は、岡山県総社市総社にある神社。備中国総社で、旧社格は県社。 正式名称は「總社」であるが、地元では一般的に「総社」・「総社宮」もしくは「総社の御宮」と呼ばれる。また、他地域の総社・総社宮と混同を避けるため、頭に「備中国」や「備中」を付ける名称も用いられる。 == 概要 == 岡山県南部、総社市の中心部に鎮座する。市名・駅名の「総社」は、当社に由来する。 古代、国司は各国内の全ての神社を一宮から順に巡拝していた。これを効率化するため、各国の国府近くに国内の神を合祀した総社を設け、まとめて祭祀を行うようになった。当社はその1つで備中国の総社にあたる。国司が力を失うとともに多くの国々で総社は廃れていったが、当社は現代までその姿を維持する全国的にも珍しいものである。現在、祭られている祭神の数や社殿規模などでは全国の総社で最大である。 前庭の三島式庭園は古代の様式を今に伝えており、後楽園が築造される際に参考とされた。現在、境内は総社市により史跡に指定されている。 == 祭神 == 主祭神 * 大名持命 (おおなもちのみこと、大国主命) * 須世理姫命 (すせりひめのみこと) - 大名持命の正妻。 相殿神 * 御鎮魂八柱神 *: 高皇産霊神、神皇産霊神、魂留産霊神、生産霊神、足産霊神、大宮売神、事代主神、御膳神の8柱。 * 備中国内304社の神 *: 官社(『延喜式神名帳』記載の神社)18社、田社(国司の神名帳記載の神社)286社。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「總社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|