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繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう、けいがはやあしきょうそう)とは競馬の競走の一種である。略して「繋速」(けいはや)とも呼ばれる〔2009年1月10日放送の『井崎脩五郎のニッポン競馬史』において、井崎脩五郎が発言している。〕。 これは騎手が競走馬のうしろにある繋駕車(一人乗りの二輪馬車)に乗って競走をするもの。平地競走と違い、騎手はジョッキーではなくドライバーと呼ばれ、サラブレッドではなくスタンダードブレッドをはじめとしたトロッターが競走馬として使用される。発祥は古代の戦車競走に由来する。 == 競走の種別 == 繋駕速歩競走では、歩調によってトロット(Trot、斜対歩)とペース(Pace、側対歩)の2種類に分かれ、トロットで競走する馬をトロッター、ペースで競走する馬をペーサーと呼ぶ。それぞれ走り方によって調教が分かれ、同一馬が両方の競走に出ることはない。トロッターは右前脚と左後ろ脚を同時に地に着け、次のタイミングで左前脚と右後ろ脚を地に着ける。一方ペーサーは右前・後肢と左前・後肢とが対になって動く。歩調によって出走する競走も区別されている。いずれの競走においても、駆歩(かけあし)など違法走法のチェックは厳しい。一部のヨーロッパの国ではトロットのみが実施されているが、イギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドではトロッターとペーサーの両方が行われている。 スタンダードブレッドはサラブレッドよりも脚は短く、胴が長い。気性が穏やかなため競走ではより幅広い戦術をとりやすい。ドライバーは長く軽い鞭を持ち、繋駕車のシャフトで叩き音を立てることで馬に合図を送る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「繋駕速歩競走」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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