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繰延資産(くりのべしさん、deferred assets)は、会計学用語で資産のひとつ。会計上、本来は費用に分類されるものでも、その効果が将来にわたってあらわれることから一時的に資産として認められるものがあり、これを「繰延資産」と称している〔浜田(2005)p.45〕。 繰延資産は、すでに対価の支払が終了し又は支払義務が確定し、それに対応する役務の提供を受けたが、その効果が将来にわたって発現される費用であり、収益との対応関係から次期以降にわたって繰延べ経理された資産の種類の一つである。貨幣性資産ではなく費用性資産であるため、換金価値を持たない。貸借対照表上、流動資産や固定資産とは区分して掲記される。 支払った費用のうち将来にわたって企業に利益をもたらすと考えられるものが繰延資産である〔。その趣旨は、「交通費のように形には残らない費用だが、建物や機械のように将来にわたって利益を生む可能性があるものを、来期以後の費用にするため一旦資産としておこう」というものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「繰延資産」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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