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(n) geisha dwelling・ 置屋 : [おきや] (n) geisha dwelling
置屋(おきや)は、芸者や遊女を抱えている家のことで、料亭・待合・茶屋などの客の求めに応じて芸者や遊女を差し向ける〔『大辞林』〕。遊女屋とも〔置屋 『大百科事典. 第4巻 第1冊』平凡社、昭11至14〕。 芸者置屋・芸者屋などとも呼ばれ、これに料理を用意する料理屋(料理店)と場所を貸す待合茶屋や貸座敷を加えて三業といい、通常同一地区内でそれら三業が組織を作り、それを三業組合と言う〔三業組合 『大百科事典. 第27巻』平凡社、昭和6-10〕。こうした芸者遊びのできる場所を三業地(花街、遊郭、色街など)とも言う。 時代により、料理屋や待合茶屋を兼業する置屋も出てくるようになり、京都島原の「輪違屋」や大阪南地の「大和屋」など、茶屋として名を馳せた店も、ももともとは置屋だった。また、花柳界がそれほど大きくない地方では、三業の分化は明確でなく、兼業も多かった。 芸者置屋だけでなく、仲居置屋や酌人置屋などもあり、昭和2年の資料では、芸者置屋業を単に「酌婦のみを置くもの」としている〔『税務事務提要』東京市財務局収納課 編 (東京市, 1936) 〕。 ==外部リンク== *芸妓置屋営業取締規則(大正5年県令10号) * 『東京の表裏八百八街』杉韻居士 著 (鈴木書店, 1914) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「置屋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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