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羅結[ら けつ] 羅結(ら けつ、生没年不詳)は、北魏の人物。本貫は代郡。 == 経歴 == 代々拓跋氏に仕えた家柄に生まれた。劉顕の乱のときは、道武帝に従って賀蘭部におもむいた。後に功績により屈蛇侯の爵位を受けた。明元帝のとき、持節・散騎常侍・寧南将軍・河内鎮将に任じられた。太武帝の初年、侍中・外都大官に転じ、総三十六曹事をつとめた。年107歳になってもその精神は衰えず、太武帝はかれを信任して、後宮をつかさどらせ、帝の寝室に出入りすることを許された。長信卿(長秋卿)の位を受けた。110歳で引退を許され、大寧東川の地を賜り、築城して羅侯城といい、居城とした。北魏の朝廷は大事があるたびに、かれのもとに駅馬を派遣して諮問させた。年120歳で死去したと伝わる。寧東将軍・幽州刺史の位を追贈された。諡は貞といった。 子に羅斤があった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羅結」の詳細全文を読む
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