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美森の大ヤマツツジ(うつくしもりのおおヤマツツジ)は、山梨県北杜市清里高原にあるヤマツツジ(学名:''Rhododendron kaempferi'')の巨木。 ヤマツツジ列では唯一の日本国指定の天然記念物であり、ツツジでは他に例を見ない巨木である。 ==概要== 八ヶ岳主峰赤岳東麓に広がる清里高原の展望台として知られる美し森(標高1542メートル)の南側、カラマツの深い樹林帯の中にある。 この辺り一帯はレンゲツツジ、サラサドウダン、トウゴクミツバツツジなど、多くのツツジが自生しており、昭和初期には、このツツジ群落全体が山梨県の天然記念物に指定されたこともあり、昭和5年の調査では3本のヤマツツジの巨木があったことが資料に記されている〔山梨県:史蹟名勝天然記念物調査報告書第3輯 昭和3年、山梨県:『山梨県名木誌』 昭和5年〕。天然記念物に指定された大ヤマツツジは1本で、樹高が2.5m、根回り2.7m、枝回り24mもある巨大なもので、1935年(昭和10年)6月7日に国の天然記念物に指定された〔文化庁国指定文化財等データベース - 美森の大ヤマツツジ 〕。近年では老衰による樹勢の衰え、また1996年(平成8年)の異常低温などにより、株の大半が枯死してしまったが、周囲には多くのヤマツツジが見られる。例年6月中旬より下旬にかけて開花する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「美森の大ヤマツツジ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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