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羽栗 翔(はぐり の かける、生没年不詳)は奈良時代の官人。羽栗吉麻呂の子。兄に羽栗翼がいる。官位は正六位上・遣唐録事。 == 経歴 == 羽栗吉麻呂と唐人女性の間の子として唐で生まれる。天平6年(734年)父の羽栗吉麻呂の帰国に従い、遣唐使船により訪日。 天平宝字3年(759年)高元度を大使とした藤原清河を迎えるための遣唐使に遣唐録事として加わる(この時の位階は正六位上)。渤海を経由し、高元度とともに入唐する人員に加わり、渤海の賀正使とともに長安に向かった。しかしながら、当時安史の乱により唐は騒乱状態であり、行路の危険を理由に唐朝は清河の帰国を許可しなかったため、遣唐使は羽栗翔を藤原清河のもとに留めた上で帰国の途についた〔『続日本紀』天平宝字5年11月3日条〕。その後の事跡は不明。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羽栗翔」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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