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羽根田・カンポス彗星(はねだ・カンポスすいせい、Comet Haneda-Campos)は、1978年に1度だけ出現して見失われた短周期彗星。 ==歴史== 1978年9月1日夕方(JST)、福島県原町市(現在の南相馬市原町区)のアマチュア天文家羽根田利夫(1910年-1992年)は、85mm27倍の屈折望遠鏡で、雲が増えつつあった空で、唯一晴れていた南天のやぎ座を捜索していたところ、9等級の彗星状天体を発見した。すぐに彗星の方向にも雲がかかり移動を確認できなかったため、慎重を期して翌日再度観測し、移動を確認した上で東京天文台(当時)へ報告した。 一方で、南アフリカのJose da Silva Camposも9月1日、羽根田の8時間後に9等級の同彗星を発見し、直ちに報告していたため、羽根田の報告の前に天文電報中央局から東京天文台を通じて日本国内の観測者にも新彗星の情報が伝えられていた。 結果としては羽根田の報告がIAUCによる新彗星公表の前であったため、羽根田の独立発見が認められて「羽根田・カンポス彗星」としてアナウンスされた〔IAUC 3259: 1978j; A0535+26; 1977g 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羽根田・カンポス彗星」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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