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羽越新幹線(うえつしんかんせん)は、富山市から青森市に至る約560kmにわたる新幹線の基本計画路線である。 なお、富山 - 上越妙高間 (110.7km) は北陸新幹線、長岡 - 新潟間 (55.7km) は上越新幹線との共用区間である。前記の560kmはこの共用区間を含まない距離である。 == 概要 == 北陸新幹線、上越新幹線、北海道新幹線とともに大阪 - 新潟 - 青森 - 札幌を結ぶ日本海側を縦貫する新幹線の一部を構成する予定の路線である。実現すれば首都圏を経由せずに西日本と北日本を往来することが可能になる。1973年の基本計画決定後、建設に必要な調査は行われていないが、ルート上のいくつかの区間でミニ新幹線もしくは軌間可変電車(フリーゲージトレイン)を走らせる構想がある。ただし、いずれも現時点では実現する見通しは立っていない。もっとも、山形県知事の吉村美栄子が2013年1月27日に行われた山形県知事選挙において、羽越新幹線・奥羽新幹線のフル規格での建設を選挙公約としていた〔吉村知事、2新幹線フル規格整備の公約発表 再選へ記者会見 - 山形新聞 2012年12月22日〕など、整備を求める動きも見られる。 ;信越本線 上越妙高 - 長岡 :北陸・上越両新幹線を結ぶミニ新幹線には沿線の柏崎市などが積極的で、新潟県の長期総合計画にも盛り込まれたが、多額の費用がネックとなり、2005年6月、柏崎市長が計画の凍結を宣言。今後は在来線の高速化を目指すとしている。 :なお、長岡駅の新幹線ホーム、11番線の向かい側は現在は使用されておらず、線路・架線とも敷設されていないが、敷設できるスペースがあり、線路・架線を敷設することで増築せず使用できるようになっている〔長岡駅物語(1) 潜在能力 . ''新潟日報'' (新潟日報社). (2016年1月14日)〕。 :また同駅12番線の向かい側は、駅舎を増築することで外側にホームを増やせる構造になっている〔。こうすることで新幹線ホームは合わせて2面4線にすることができる。 :こういった構造になっているのは日本海縦貫新幹線(羽越新幹線)に対応するためである〔。 : ;白新線・羽越本線 新潟 - 酒田 :山形県では、東京 - 庄内間の速達化のため、山形新幹線の酒田延長、新潟 - 酒田間のミニ新幹線化、フリーゲージトレイン導入などを比較・検討していたが、2006年3月、羽越本線を高速化し、新潟駅の新幹線ホーム上で乗り換え可能とする案が有効とする調査結果を公表した。 : ;奥羽本線 秋田 - 能代もしくは弘前 :能代市などでは秋田新幹線の能代延伸の運動を行っている。また弘前市では、2006年に市長選でフリーゲージトレインによる秋田新幹線の弘前延長を公約に掲げた候補が当選している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羽越新幹線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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