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羽黒山五重塔 : ミニ英和和英辞書
羽黒山五重塔[はぐろさんごじゅうのとう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [わ, はね]
  1. (n-suf) counter for birds 2. counter for rabbits 
: [くろ]
 【名詞】 1. (1) black 2. (2) dark 
黒山 : [くろやま]
 (n) large crowd
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [ご]
  1. (num) five 
五重 : [ごじゅう]
 【名詞】 1. five-storied 2. quintuplicate 3. fivefold
五重塔 : [ごじゅうのとう]
 (n) five-storied pagoda
: [おも]
  1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important
: [とう]
  1. (n,n-suf) tower 2. pagoda 

羽黒山五重塔 : ウィキペディア日本語版
羽黒山五重塔[はぐろさんごじゅうのとう]

羽黒山五重塔(はぐろさんごじゅうのとう)は山形県鶴岡市羽黒町手向(とうげ)の羽黒山にある室町時代建立の五重塔
== 概要 ==
山形県にある山岳修験の道場である月山湯殿山、羽黒山を合わせて出羽三山という。このうち羽黒山には三山の神を祀る三神合祭殿があり、そこへ至る参道の途中、木立の中にこの五重塔が建つ。近くには樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉「爺杉」がある。
東北地方では最古の塔といわれ、昭和41年(1966年)に国宝に指定された。塔の所有者は出羽三山神社(月山神社出羽神社湯殿山神社)である。
平安時代中期の承平年間(931年 - 938年平将門創建と伝えられているが定かではない。現存する塔は、『羽黒山旧記』によれば応安5年(1372年)に羽黒山の別当職大宝寺政氏が再建したと伝えられる。慶長13年(1608年)には山形藩最上義光(もがみよしあき)が修理を行ったことが棟札の写しからわかる。この棟札写しによれば、五重塔は応安2年(1369年)に立柱し、永和3年(1377年)に屋上の相輪を上げたという。
塔は総高約29.2メートル、塔身高(相輪を除く)は22.2メートル。屋根は杮(こけら)葺き、様式は純和様で、塔身には彩色等を施さない素木の塔である。
明治時代神仏分離により、神仏習合の形態だった羽黒山は出羽神社(いではじんじゃ)となり、山内の寺院や僧坊はほとんど廃され、取り壊されたが、五重塔は取り壊されずに残された数少ない仏教式建築の1つである。江戸時代は五重塔の周囲には多くの建造物があったという。
近世までは塔内に聖観音軍荼利明王妙見菩薩を安置していたが、神仏分離以後は大国主命を祭神として祀り、出羽三山神社の末社「千憑社(せんよりしゃ)」となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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