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『翻訳夜話』(ほんやくやわ)は、村上春樹と柴田元幸の対談集および翻訳書。2000年10月20日、文藝春秋より文春新書として刊行された〔文春新書『翻訳夜話』村上春樹 柴田元幸 | 新書 - 文藝春秋BOOKS 〕。 == 内容 == ; フォーラム1 柴田教室にて : 1996年11月、東京大学教養学部の柴田の翻訳ワークショップで行われた対談。学生との質疑応答も本文に収録されている〔『夢のサーフシティー』(朝日新聞社、1998年7月)の「村上の近況 4」によれば、日付は1996年11月15日。〕〔村上はその後、東京大学文学部で行われた柴田の翻訳演習の授業(2004年10月~2005年1月)にも参加した。そのときの授業の内容はほぼそのまま、2006年3月に刊行された『翻訳教室』に収録された。なお同書4頁によれば、柴田の授業に村上が参加した日付は2004年11月15日。〕。 ; フォーラム2 翻訳学校の生徒たちと : 1999年11月、文藝春秋西館ホールで行われた対談。バベル翻訳・外語学院(現 BABEL UNIVERSITY)の学生との質疑応答も本文に収録されている。 ; 海彦山彦 村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳す : 村上・カーヴァー「収集」〔カーヴァーの最初の短編集『頼むから静かにしてくれ』(マグロー・ヒル社、1976年)に収録されている。〕 : 柴田・カーヴァー「集める人たち」 : 村上・オースター「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」 : 柴田・オースター「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」 ; フォーラム3 若い翻訳者たちと : 2000年5月18日、タイトルどおり若い翻訳者6名と共に、上記のカーヴァーとオースターの作品をテーマに行ったフォーラム。参加者は、岸本佐知子〔『代表質問 16のインタビュー』(新書館、2009年7月)には、柴田元幸が行った岸本佐知子のインタビューが収録されている。〕、坂口緑、畔柳和代、都甲幸治、前山佳朱彦、岩本正恵。 : ここで述べられた「カキフライ理論」は、「村上朝日堂」ホームページに掲載された読者への返信が元になっている〔『スメルジャコフ対織田信長家臣団』朝日新聞社、2001年4月、読者&村上春樹フォーラム423。〕〔2003年7月11日に柴田元幸が行ったインタビューでは、村上は「カキフライ」を「うなぎ」に置き換えて説明している。「僕は『うなぎ説』というのを持っているんです。僕という書き手がいて、読者がいますね。でもその二人だけじゃ、小説というのは成立しないんですよ。そこにうなぎが必要なんですよ。うなぎなるもの。」(『ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち』アルク、2004年3月、278頁)〕。 ; Collectors ''(Raymond Carver)'' : レイモンド・カーヴァーの『Collectors』の原文。巻末に収録されている。 ; Auggie Wren's Christmas Story ''(Paul Auster)'' : ポール・オースターの『Auggie Wren's Christmas Story』の原文。巻末に収録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「翻訳夜話」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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