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耳成山(みみなしやま)は、奈良盆地の南部に位置する奈良県橿原市にある山〔徳久球雄・三省堂編修所 『コンサイス日本山名事典』、修訂版、三省堂、1979年、506頁。ISBN 4-385-15403-1。〕。山の標高は139.6メートルだが、山頂にある三角点の標高は139.2メートルである。大和三山の一つで、最も北に位置する。歴史的風土特別保存地区〔国土交通省・歴史的風土保存区域及び歴史的風土特別保存地区指定状況 〕と国の名勝に指定されている。 山の南部には耳成山公園(5,222平方メートル)が整備され、市民の憩いの場であり春には桜の名所となっている〔耳成山公園(橿原市公式サイト) 〕。 == 概要 == この山は第三紀に噴出した火山岩が侵食されてその一部のみが残存した侵食地形である。瀬戸内火山帯に属する独立峰であり〔 耳成山(橿原市公式サイト) 〕、安山岩より形成される〔。 登山途中、木々の合間から眺望ができる箇所がいくつかあり、同じく大和三山である畝傍山を傍観できる箇所もあるが、山頂は特別な整備はされていないので眺望は全くない。山頂よりやや低い所に耳成山口神社がある。 JR桜井線畝傍駅の北東2キロメートルに位置し〔、徒歩約16分〔。最寄りは近鉄大阪線耳成駅下車、徒歩約12分〔。近鉄大阪線の大和八木 - 耳成駅間の車中からは、そのほぼ円錐形の耳成山を眺めることができる。この山の形から「耳無し」山(余分なところがない山)〔この場合の「耳」は「余分なところ」の意。パンのミミなど。〕といわれる。「耳がない」ことからか、麓にはかつて「口無しの井戸」、「目隠し川」があったとされる。また万葉集には「耳梨山」とも記される〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「耳成山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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