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耶律奴瓜(やりつ どか、生没年不詳)は、遼(契丹)の軍人。字は延寧。 == 経歴 == 耶律阿保機の弟の耶律蘇の孫にあたる。膂力にすぐれ、鷹や隼の調教を得意とした。統和4年(986年)、北宋の楊業の侵入を受けると、奴瓜は横帳郎君から黄皮室糺都監となり、宋軍を撃破して、奪われた城邑を奪回した。凱旋すると、諸衛小将軍の位を加えられた。再び北宋を攻撃して功績を挙げ、黄皮室詳穏に転じた。6年(988年)、先鋒として北宋を攻撃し、定州で宋の李忠吉の軍を破った。東京統軍使となり、金紫崇禄大夫の位を加えられた。13年(995年)、奚和朔奴の下で兀惹を討って敗戦し、金紫崇禄大夫の位を剥奪された。 19年(1001年)7月、南府宰相となった。21年(1003年)、また北宋を攻撃し、王継忠を望都で捕らえ、多数の宋兵を捕殺すると、功績により同政事門下平章事の位を加えられた。26年(1008年)、遼興軍節度使となり、まもなく南府宰相に復帰した。30年(1012年)、西北部で反乱が起こると、耶律弘古らとともに乱の鎮圧にあたった。開泰初年、尚父の位を加えられ、死去した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「耶律奴瓜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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