翻訳と辞書
Words near each other
・ 聖アウグスチノ修道会
・ 聖アウグスティヌス
・ 聖アウグスティヌス国際大学
・ 聖アウグスティヌス時代
・ 聖アガタ
・ 聖アグネス
・ 聖アグネス教会
・ 聖アサミ
・ 聖アニェス
・ 聖アニエス
聖アヌンツィアータ騎士団
・ 聖アポロニア
・ 聖アレキセイ寺院の惨劇
・ 聖アレクシス伝
・ 聖アンデレ
・ 聖アンデレの十字
・ 聖アンデレの十字架
・ 聖アンデレ十字
・ 聖アンデレ十字架
・ 聖アンデレ教会


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

聖アヌンツィアータ騎士団 : ミニ英和和英辞書
聖アヌンツィアータ騎士団[せいあぬんつぃあーたきしだん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひじり, せい]
  1. (pref) saint 2. st.
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
騎士 : [きし]
 【名詞】 1. knight 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe

聖アヌンツィアータ騎士団 : ウィキペディア日本語版
聖アヌンツィアータ騎士団[せいあぬんつぃあーたきしだん]

聖アヌンツィアータ騎士団 (せいアヌンツィアータきしだん、''Ordine Supremo della Santissima Annunziata''、最も神聖なる受胎告知の騎士団)は中世イタリアで結成された騎士修道会、及びこれを後身とする世俗騎士団1362年にサヴォイア伯アメデーオ6世によって結成され、聖モーリス騎士団と並んでサヴォイア家騎士修道会として運営された。後にサヴォイア家の宮殿騎士団となり、やがてイタリア王位を得ると王国の最高勲章として機能した。
共和制移行により共和国勲章に最高勲章の地位を明け渡すと、亡命貴族であるサヴォイア家による名誉勲章として存続した。現騎士団長は最後の王太子であったナポリ公ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイア
==歴史==
聖アヌンツィアータ騎士団は1362年にサヴォイア伯爵であったアメデーオ6世イル・コンテ・ヴェルデによって設立された。アヌンツィアータ(''Annunziata'')とは聖母マリアが神からイエスを身篭った事を知らされる「受胎告知」の場面を意味し、当初から非常に宗教色の強い騎士団として組織されていた。
アメデーオ6世イル・コンテ・ヴェルデに叙任された同騎士団の騎士は15名であったが、1434年に一族を公爵に昇爵させたアメデーオ8世イル・パシフィコの時代に5名増員された。
1518年のカルロ3世イル・ブオーノ、1570年のエマヌエーレ・フィリベルト・テスタ・ディ・フェッロによる相次ぐ改革によって騎士団の組織制度は刷新された。特に1518年の改革では騎士団の正式名称は「オルディネ・スプレモ・デッラ・サンティッシマ・アヌンツィアータ(最も神聖なる受胎告知の騎士団)」へと改称された。騎士団の紋章も天使から受胎告知を受ける聖母マリアを描いた物に定められた。カルロ3世とエマヌエーレ・フィリベルトの改革によって騎士団は世俗騎士団宮殿騎士団として名誉称号の意味合いが強まった。とはいえ修道騎士団の精神も残り、宗教的な同胞感情によってサヴォイア家と公爵軍の信頼を高める側面があった。実際、受勲者もサヴォイア家の人物を除けば「カトリック教徒」でかつ「将軍として活躍した者」に限られていた。
1985年の現騎士団長ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイアによる規則改正を経て、現在の受勲資格は以下の様になっている。
*最高位の騎士は常時20名とする。
*騎士団の叙任は騎士団長たるサヴォイア家当主が行う。ただし、必要に応じて騎士団の助言を受ける必要がある。
*受勲者は既に聖ラザロ・モーリス騎士団から騎士叙任を受けている必要がある。
 *上記を満たした騎士の中で軍務において顕著な功績があった者から受勲を行う。
 *民間においても条件を満たし、かつ顕著なサヴォイア家への功績が認められた場合、受勲を行う。
*騎士は全員がカトリック教徒でなければならない。異教徒は名誉称号を除いて授与されない。
1925年、イタリア王国議会は王家となっていたサヴォイア家の許可を得て騎士団の叙任を事実上の最高勲章とする議案を可決させた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「聖アヌンツィアータ騎士団」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.