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聖三祝文(せいさんしゅくぶん、 トリサギオス イムノス〔現代ギリシャ語読み。〕, トリスヴャトイェ, )とは、至聖三者に対して〔 (ダマスコのイオアンによる「聖三祝文について」) 〕〔 Chapter X.—Concerning the Trisagium (“the Thrice Holy”). (ダマスコのイオアンによる「聖三祝文について」) 〕祈る正教会の祈祷文であり、日本正教会での訳語。「聖三の歌(せいさんのうた)」とも呼ばれる。「トリサギオン」「トリサジオン」は英語等から転写した片仮名表記であるが、日本正教会ではこの表記はほとんど用いられない。 聖体礼儀のほか、他の毎日の奉神礼においても大変頻繁に用いられる。埋葬式でも用いられる。 聖三祝文とは呼ばれないが、同種の祈祷文はカトリック教会にも存在し、聖金曜日に用いられる。ただし使用頻度は正教会に比べると圧倒的に少ない。また、非カルケドン派のコプト正教会でも使用される。 == セラフィムの歌 == 聖三祝文はイザヤ書(イサイヤの預言書〔『イサイヤの預言書』…イザヤ書の、日本正教会における呼び名。〕)6章3節で、六翼(りくよく)の天使セラフィムが歌う言葉が原型になっているとされる。「勇毅(ゆうき…力強いの意)」「常生(じょうせい…常に生きるの意)」といった神の属性が聖書で示されている言葉と「我等を憐れめよ」の言葉とが加えられ構成されている。 この歌は聖体礼儀中のアナフォラと呼ばれる聖変化の場面でも歌われる。西方教会のサンクトゥスに相当する。 この歌が歌われている場面に描かれているセラフィムの姿が、輔祭が着用するオラリの形状に反映されているとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聖三祝文」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Trisagion 」があります。 スポンサード リンク
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