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カイサリアのバシレイオス(カエサレアのバシリウス)(, , 330年頃 - 379年)は、ギリシャ教父、4世紀の最も重要なキリスト教神学者の一人である。カイサリア(現在のカイセリ)の主教(司教)を勤めたことからこの名があり、大バシレイオス(, ラテン語 : Basilius Magnus)とも呼ばれる。聖人の概念を持つ全ての教派で、聖人として崇敬されている。三位一体論の形成など異端反駁の一方、正教会で用いられる聖体礼儀の奉神礼文を整備したことでも知られる。日本正教会での正式な称号を伴った呼び名は「我が聖神父カッパドキヤのケサリヤの大主教大ワシリイ」〔『正教会暦 2009年』日本ハリストス正教会教団〕。バシル、聖バシルとも。 ==転写== バシレイオス(, ギリシャ語の慣用形)の名は、バシレイウス、バシレウス、バシリウス(Basilius, ラテン語形)等とも表記される。日本ハリストス正教会では、中世のギリシャ語であるヴァシリオスを反映した教会スラヴ語転写を、ロシア語風に再建した音(ロシア正教会の奉神礼で用いられる読み)から転写して聖大ワシリイと呼ぶ。ロシア語ではヴァシーリー()にあたる。日本のカトリック教会ではラテン語奪格形()の教会式発音に基づいて聖バジリオと表記される〔教皇ベネディクト十六世の101回目の一般謁見演説 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カイサリアのバシレイオス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Basil of Caesarea 」があります。 スポンサード リンク
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