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聖川 湧(ひじりかわ ゆう、1944年2月11日 - )は、日本の作曲家。本名・岩井実。日本作曲家協会理事。 ==来歴== 富山県新湊市(現・射水市)出身。小学5年の時に両親が離婚。新湊市内に間借りし父親との二人暮らしが始まったが、ふた間しかない部屋に叔父一家が転がり込み、中学3年の時に追い出された。新湊を離れ、金沢の父親の知人の下宿に預けられたが、父親が莫大な借金を残して失踪。天涯孤独の身となった。1962年、下宿の隣にいた歌手の新川二朗と金沢ヘルスセンターの専属バンドで活動し、アルトサックス奏者として食いつないだ。 1963年に上京し、多田敏夫とスイングナインに加入。スカウトされ、1965年にビクターから「赤いエレキ」で歌手デビュー。1970年に故郷・新湊の風景を歌った野路由紀子の「私が生まれて育ったところ」で作曲家デビュー。 レコード制作で多額の借金を抱え、返済に疲れ果て、死のうと浅間山に向かったこともあったが、列車の中で大ファンだった俳優田宮二郎の猟銃自殺を報じる新聞を見てショックを受け思いとどまったという。 1980年に三笠優子の「夫婦舟」がヒット。以来、香西かおりの「雨酒場」や「流恋草(はぐれそう)」などのヒット曲が続いた。2002年には成世昌平のために書き下ろした「はぐれコキリコ」が1999年11月の発売以来3年をかけ20万枚を超えるヒットとなり、第41回日本レコード大賞作曲賞、第32回日本有線大賞作曲賞などを受賞した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聖川湧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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