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聖徒の堅忍 : ミニ英和和英辞書
聖徒の堅忍[せいと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひじり, せい]
  1. (pref) saint 2. st.
聖徒 : [せいと]
 【名詞】 1. disciple 2. adherent
: [と]
 【名詞】 1. party 2. set 3. gang
堅忍 : [けんにん]
 (n,vs) perseverance

聖徒の堅忍 ( リダイレクト:聖徒の永遠堅持 ) : ウィキペディア日本語版
聖徒の永遠堅持[せいとのえいえんけんじ]
聖徒の永遠堅持(せいとのえいえんけんじ、Perseverance of the saints)、とは神に選ばれ、召された選民の救いが永遠に失われずに、一時的に信仰が後退し、弱められても、回復の恵みを与えられるという教理であり、ドルト信仰基準が明らかにしたカルヴァン主義の5特質(TULIP)の一つである。聖徒の堅忍聖徒の最終的堅持究極救済の恩恵とも言われる。
根拠とされる聖句は、ヨハネによる福音書10:28-29、ローマの信徒への手紙11:29、ピリピ人への手紙1:16、テモテへの手紙二1:12である。
聖徒の永遠堅持は旧新約聖書の全体に啓示され、宗教改革で明らかにされた教理であり、カベナンターピューリタンが殉教していったことがこれによって説明できると言われる。〔『試練の中の信仰』p.197-198〕
真のキリスト者であるが、一時的に信仰から後退していた者をあらわす信仰後退者の教理がある〔『試練の中の信仰』p.185〕。信仰後退者が主に立ち返った例として、ヒュー・レッドウッド著『貧民窟における神』、パーシィ・ラッシュ著『炎の中からの燃えさし』などがあげられる〔『試練の中の信仰』p.189〕。
改革派神学では、外見的にクリスチャンのように見え、地上の教会に所属したことがありながら堕落した者は、最初から一般恩寵しか受けておらず、救済的な特別恩寵を受けていなかったとされる。〔『カルヴィン主義予定論』「義の外面的告白は必ずしも真のキリスト者たるの証拠ではない」p.206-207〕

ヘブル人への手紙6:4-5、ヘブル人への手紙10:26,29、ペトロの手紙二2:20-22の聖句から、アルミニウス主義では一度救われた者も堕落する可能性があると考える。しかし、改革派でこの聖句は、非救済的恩寵で最高のものとみなされている。「一度光を受けて天からの賜物の味を知り」ながら、堕落してしまった者は、救いに選ばれておらず、新生していなかったと考えられる〔新改訳聖書〕〔『予定論と一般恩寵』p.28-30〕。外見上は一時的にクリスチャンのように見えたが、実際は新生していなかった人のことをピューリタンは「一時的信者」、「偽信仰告白者」と呼んだ。〔ロイドジョンズ『山上の説教』下 p.393、p.462〕


==脚注==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「聖徒の永遠堅持」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Perseverance of the saints 」があります。




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