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聖神゜ : ミニ英和和英辞書
聖神゜[ひじり, せい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひじり, せい]
  1. (pref) saint 2. st.
: [かみ]
 【名詞】 1. god 

聖神゜ ( リダイレクト:聖霊 ) : ウィキペディア日本語版
聖霊[せいれい]

聖霊(せいれい、、、、日本正教会では聖神゚:せいしん〔聖神:日本正教会 The Orthodox Church in Japan 〕)は、キリスト教において、三位一体の神の位格の一つ〔Holy Spirit - OrthodoxWiki 〕〔CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: Holy Ghost 〕〔Holy Spirit (Christianity) -- Encyclopedia Britannica 〕。聖霊について論じる神学聖霊論という。
広く「第三の位格」とも説明される一方で〔〔〔、「第三の」といった数え方をせずに「ペルソナ(位格)の一者」〔『カトリック教会のカテキズム』685節、p220、カトリック中央協議会 2008年6月3日 第3刷 ISBN 9784877501013〕「個位(のひとつ)」〔「神格(のひとつ)」〔とだけ説明される場合もある。4世紀に聖霊論を展開した聖大バシレイオス(聖大ワシリイ)は、聖霊に限らず、三位一体の各位格に言及する際に、数を伴わせることに批判的である〔NPNF2-08. Basil: Letters and Select Works - Christian Classics Ethereal Library 〕〔聖大バシレイオス(聖大ワシリイ)は、「第一に、第二に、第三に」「一つには…、二つには…、三つには…」といった数え方・言及の仕方を三位一体に適用することに批判的である。彼はその根拠として、マタイによる福音書28章19節を挙げ、そこでイエス・キリストが「父と子と聖霊」を述べる際に数を伴わせていない事を挙げている。〕。
本項で扱う聖霊に漢字「精霊」を当てるのは誤字(もしくは誤変換)である〔は「聖なるプネウマ(霊)」、も聖なるスピリット(霊)」であって、「精」の字(「精霊」)は教会で使われないのみならず、語義的にも不適切である。〕〔牧師東西南北( 2002年6月2日 週報より) 〕〔日本キリスト教団 行人坂教会: キリスト教こんにゃく問答X「聖霊」 〕。
== 前提:共通点と相違点の存在 ==
キリスト教内の各教派において、聖霊についての捉え方・考え方には、共通する部分と異なる部分がある。
東方教会西方教会の間には、聖霊が「父(父なる神)からのみ発出する」とするか、それとも「父(父なる神)と子(子なる神)から発出する」とするかを相違点とするフィリオクェ問題がある。正教会の神学者ウラジーミル・ロースキイは、フィリオクェ問題を東西教会の分裂の根源的かつ唯一の教義上の原因であるとしている(なお、20世紀末以降、西方教会側で「フィリオクェ」を削除ないし再考〔リフォームド神学事典 281頁〕する動きが散見される、詳細後述)。
カトリック教会プロテスタントの間においては、聖霊に関する教理16世紀宗教改革において聖書を優先していくプロテスタントの中心にあったとされることがある〔Crawford Gribben, "God's Irishmen: Theological Debates in Cromwellian Ireland (Oxford Studies in Historical Theology)" p133, Oxford University Press, USA (2007/8/16) ASIN B001DU7GVM〕。当時カトリック教会側においては、枢機卿ロベルト・ベラルミーノから、プロテスタントにおいて聖霊論と関係する教理である救いの確信を、プロテスタントが異端であることの最たるものとする批判があり〔、またカトリック司祭エドマンド・キャンピオンは、聖霊論にプロテスタントとカトリック教会との根本的な相違があると捉えていた〔。
このように教派ごとの相違点があり、論者によっては重要な争点と位置付けられる一方で〔リフォームド神学事典 278頁〕、論者によっては、伝統的な神学では聖霊論は非常に軽視されてきた分野であると評される事もある。
本項では各節において、できる限り幅広い教派に共通する内容を先に述べ、次に各教派ごと(東方教会:正教会、西方教会:カトリック教会・聖公会・プロテスタントの順)の内容を簡潔に述べる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「聖霊」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Holy Spirit 」があります。




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