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聴覚障害者(ちょうかくしょうがいしゃ)とは、聴覚に障害をもつ(耳が不自由な)人のことである。 この聴覚障害者にはろう者(聾者)、軽度難聴から高度難聴などの難聴者、成長してから聴覚を失った中途失聴者、加齢により聴力が衰える老人性難聴者が含まれる。 == 用語について == かつては聞こえに不自由がある人を指す言葉として「つんぼ(聾)」という言葉があったが、現在では差別に当たるとして「聴覚障がい者」「耳の不自由な人(方)」という言葉に改められた。また「つんぼ」は放送禁止用語(放送問題用語)・差別用語とされ、放送や出版物などメディアでの使用の自粛が行われており、日常会話で使われることもほとんどなくなっている。しかし過去の著名な文学作品・映画の作中では用いられており、筒井康隆はこれを龍の耳と書く美しい日本語であるとしている。尚、医学的に聞こえていても言語を理解しない場合も類似的に使用されることがある。 漢字の「聾」を分解すると、上記のように「龍」「耳」になることから、日本ではタツノオトシゴが聴覚障害者の象徴として使われており、全日本ろうあ連盟をはじめ、一部の聴覚障害者団体のシンボルマークに用いられている〔全日本ろうあ連盟のマーク解説 、東京都聴覚障害者連盟 、兵庫県聴覚障害者協会 、荒川区聴覚障害者協会のマークについて 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聴覚障害者」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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