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肝付 兼久(きもつき かねひさ、文明5年(1473年) - 大永3年2月27日(1523年3月14日))は、室町時代後期の武将。肝付氏の第14代当主。河内守。子に兼興、兼親、兼洪。弟に兼顕。 第13代当主・肝付兼連の子で、父の兼連が10歳のときに死去したため、家督を継いで当主となる。ところが幼少の当主であるのをいいことに一族の肝付兼広らが島津氏と通じて反乱を起こし、兼久を追放してしまった。兼久は新納忠続の援助を得て兼広らを倒し、当主に復帰する。 兼久は島津氏との関係を修復するため、時の当主・島津忠昌を加冠役として元服した。しかし忠昌との争いはその後も続き、兼久は新納忠続や伊東氏らと協力して忠昌と戦った。このため、逆に忠昌は劣勢になり、永正5年(1508年)には遂にその圧力に耐えかねて自殺している。 その後も島津氏と戦い続けたが、島津氏では忠昌没後に内紛が相次いだために兼久のほうが優勢だったといわれる。大永3年(1523年)に死去。享年51。跡を子の肝付兼興が継いだ。 == 関連項目 == *肝付氏 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肝付兼久」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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