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肥後大津駅(ひごおおづえき)は、熊本県菊池郡大津町大字室にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である。 熊本駅からの電化は当駅までで、普通列車の多くは当駅で折り返すほか、熊本方面と阿蘇方面を結ぶ普通列車は日中を中心に当駅で乗り換えが発生する。かつては、特急「有明」が当駅まで1日1往復乗入れていた。 == 歴史 == 昔、加藤清正がこの地方を参勤交代で滋賀県の大津の港に向かう際の最初の宿場町として「大津一の宿」と命名したことから、隣の瀬田駅の同名駅と同じ東海道本線(琵琶湖線)にある大津駅との混同を防ぐため旧国名の「肥後」を冠して駅名とした。ただし滋賀県の大津は「おおつ」、当駅は「おおづ」である。 * 1914年(大正3年)6月21日:鉄道院が開設〔。 * 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承〔。 * 1999年(平成11年)10月1日:熊本 - 当駅間が電化〔。 * 2011年(平成23年)3月12日:特急「有明」の豊肥本線乗り入れ廃止により、当駅を発着する特急がなくなる。また同日に当駅発着の快速列車が新設される。 * 2011年(平成23年)10月1日:駅南口が開設。 * 2012年(平成24年)12月1日:交通系ICカードSUGOCA導入。なお、当駅以東(阿蘇方面)は竹中駅まで非対応である。 == 駅構造 == 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、2本の列車が夜間滞泊する。互いのホームは構内踏切で連絡している。 北口と南口があり、北口はJR九州鉄道営業、南口は大津町シルバー人材センターが駅業務を行う業務委託駅である。2012年12月1日よりSUGOCAが利用可能となったが、当駅に自動改札機の設置は行われず、ICの読み取り機のみ設置している。大分方面へは中判田駅まで通常利用できないが、最短経路で計算されるため途中下車せず通過することは可能。みどりの窓口は北口に設置されている。北口・南口相互間は駅係員へ申告し通行券を授受することで通行可能となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肥後大津駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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