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肥田 真幸(ひだ さねゆき、1919年3月 - 2012年9月12日)は鹿児島県出身の元大日本帝国海軍軍人、元海上自衛官。第9代航空集団司令官、海将。海軍兵学校第67期卒業。 == 略歴 == * 1919年(大正8年)3月:鹿児島県日置郡串木野村生まれ。戸籍上の氏名は「肥田 眞幸」である。 * 1939年(昭和14年)7月:海軍兵学校(第67期)卒業、海軍少尉候補生。兵学校同期には中村悌次(元海上幕僚長)がいた。兵67期は、1940年(昭和15年)3月に海軍少尉に任官、1941年10月に海軍中尉に進級〔秦郁彦編著 『日本陸海軍総合事典 第2版』 237頁。〕。 * 1943年(昭和18年):海軍大尉に進級。 * 1944年(昭和19年):攻撃251飛行隊長。トラック島空襲を経験。同年のマリアナ沖海戦では、トラック島からグアム島に出撃し、グアム島からトラック島に生還した。その後、空路にて内地に帰還する。 * 1945年(昭和20年):攻撃254飛行隊長。菊水作戦における天山の夜間雷撃作戦に携わる。同年秋、終戦による国の武装解除につき海軍を除隊。 * 1954年(昭和29年)6月:保安庁警備隊入隊(3等警備正) * 1970年(昭和45年)7月1日:海将補昇任、第4航空群司令 * 1971年(昭和46年)7月5日:第1航空群司令 * 1972年(昭和47年)12月16日:教育航空集団司令官に就任。 * 1973年(昭和48年)12月1日:海将昇任、航空集団司令官に就任。 * 1975年(昭和50年)7月1日:海将として退官。川崎重工業顧問に就任。 * 1989年(平成元年)4月29日:勲三等瑞宝章受章。 * 2009年(平成21年):日本会議・日本協議会の活動に参加。 * 2011年(平成23年):NHK製作のドキュメンタリー番組「『証言記録 兵士たちの戦争』トラック諸島 消えた連合艦隊」に出演し、自身の戦争体験を証言した。肥田の証言を収録したビデオが同社によってインターネット上に設けられたサイト「NHK戦争証言アーカイブス」に掲載されており、誰でも視聴することが可能である。 * 2012年(平成24年)9月12日、肺炎のため、鹿児島県鹿屋市の病院で死去〔肥田真幸氏死去(元海上自衛隊航空集団司令官、元海将) 時事通信 2012年9月13日閲覧〕。93歳没。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肥田真幸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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