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肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形気動車(ひさつおれんじてつどうHSOR-100がたきどうしゃ)は、肥薩おれんじ鉄道が保有する気動車である。 == 概要 == 2003年、肥薩おれんじ鉄道線の開業(経営移管)に備えて準備した車両である〔『鉄道ピクトリアル』2004年10月臨時増刊号(No.753)「鉄道車両年鑑2004年版」pp.184-185,p.186〕。走行する区間は交流電化区間だが、交流用電車では最低でも2両1編成(21m級)となり車両価格や維持費が高いため、軽快気動車を使用して運転コストの低減を図ることになり、本形式が製作された。一般用のHSOR-101A - HSOR-117Aと、HSOR-151A, HSOR-152Aの計19両がある〔。 新潟トランシスが製作したNDCシリーズと呼ばれる地方鉄道向け標準形気動車で、NDCシリーズの標準的な18m級の普通鋼製車体である。車両の製作期間が十分に確保できなかったことから、天竜浜名湖鉄道TH2100形気動車をベースとし、運用環境に即した仕様変更を行った車両として製作された〔。前面左右の窓の上部にそれぞれ前照灯を2個ずつ配し、貫通扉の上部にLED式の行先表示器を設け、前面窓下に尾灯を配置したため、印象はJR九州キハ125形気動車などとは異なるものとなっている。運行線区のホームについて、JR九州から肥薩おれんじ鉄道への経営移管の際バリアフリー対応として高さを110cmに嵩上げした一方、この車両自体は従来のNDCシリーズより低床化を図った設計とした〔。これにより列車とホームの段差がほぼなくなり、扉のステップがない〔のも特徴である。運転席には列車情報制御装置TICSを装備し、左手操作ワンハンドルマスコン〔『鉄道ピクトリアル』2013年10月臨時増刊号(No.881)「鉄道車両年鑑2013年版」p.190〕を採用している。 エンジンは、新潟原動機製DMF13HZ型直噴式ディーゼルエンジン(最大出力330ps)〔『鉄道ピクトリアル』2013年10月臨時増刊号(No.881)「鉄道車両年鑑2013年版」p.189〕を1基搭載し、変速機は自冷式変速1段・直結3段のTACN-33-1602を採用している〔。運行区間が長いことから、燃料タンクは700リットル〔の大容量のものを備えている。 座席は101A - 117Aがロングシートと固定式クロスシートを組み合わせたセミクロスシートで、151A, 152Aは転換クロスシートである〔。 ワンマン運転を行うため、自動放送装置、ドアチャイム、LED式運賃表示器、運賃箱、整理券発行機など、ワンマン運転に必要な機器、長距離運用のため真空式のトイレを装備している。自動券売機で発売している乗車券や車内発行の整理券はバーコード式印字のため、運賃箱も券面バーコードの読み取りが可能なタイプを装備している〔。また運賃箱には両替機能も付いており、1000円紙幣と500円、100円、50円の各硬貨の両替が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形気動車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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