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胡済 : ウィキペディア日本語版
胡済[こ せい]
胡 済(こ せい、? - 景耀4年(261年?))は、中国三国時代蜀漢の人物。偉度荊州義陽郡の出身。
当初は諸葛亮の主簿を務めたという。また諸葛亮の死後は中典軍として軍務に就いた。
後に中監軍・前将軍に昇進し、督漢中として漢中に駐留した。延熙19年(256年)には、鎮西大将軍として姜維北伐に参加した。姜維は上邽で胡済と合流し鄧艾を破る計画を立てたが、計画の通りに合流できず、また鄧艾にも軍の動きを読まれたため攻勢が失敗した。このために姜維は退却するも追撃を受け、段谷で散々に撃ち破られた。
戦後、姜維が諸葛亮に倣い失策を認め降格を願い出たが、胡済には降格したとの記述はない。最終的な官位は、右驃騎将軍兗州刺史費禕董允と親交があり、董允伝に名前が見られる。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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