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能代ロケット実験場(のしろろけっとじっけんじょう、Noshiro Rocket Testing Center)は秋田県能代市に位置する、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設。宇宙科学研究所の管理下に置かれている。 == 概略 == 内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる観測ロケット、ミューロケットの研究開発に必要な各種固体ロケットモータの地上燃焼試験を行うため、1962年に東京大学生産技術研究所(後の宇宙科学研究所)付属施設、能代ロケット実験場として開設された。JAXA統合時に宇宙輸送ミッション本部の管轄となり、名称も能代多目的実験場へ変更となったが、2011年4月1日から宇宙科学研究所へ移管され、名称も元の能代ロケット実験場へ戻された。 1975年から液体酸素・液体水素ロケットエンジンの研究開発が開始され、その基礎実験を行うための施設設備が増設された〔。その後M-Vロケット開発計画の開始に伴い、1990年度から関連施設設備の拡充・更新が勧められ、1992年度までに大型固体モータ大気燃焼試験棟、上段モータ高空性能試験設備が竣工された〔。M-Vロケットのモータの地上燃焼試験はすべてここで行われた。 また1988年からはエアターボラムジェット(ATR)エンジンの研究開発が開始され、1992年にはこの能代ロケット実験場で地上・静止状態における燃焼試験に成功している。1998年からは再使用ロケット実験(RVT)も開始され、実験機の離着陸試験も行われている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「能代ロケット実験場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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