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能勢電鉄1700系電車 : ミニ英和和英辞書
能勢電鉄1700系電車[のせでんてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よく, のう]
  1. (adv,n,vs) being skilled in 2. nicely 3. properly 4. well 5. skillfully 6. thoroughly
: [はずみ]
 【名詞】 1. (1) bounce 2. spring 3. rebound 4. (2) momentum 5. inertia 6. (3) spur of the moment
電鉄 : [でんてつ]
 【名詞】 1. electric railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

能勢電鉄1700系電車 ( リダイレクト:阪急2000系電車#1700系 ) : ウィキペディア日本語版
阪急2000系電車[はんきゅう2000けいでんしゃ]

阪急2000系電車(はんきゅう2000けいでんしゃ)は、阪急電鉄(以下「阪急」)が1960年から神戸線宝塚線神宝線)用として製造した通勤形電車である。
本項では、本系列の直流600V・1,500V複電圧対応型である2021系電車(電装解除後は2071系)、宝塚線用の低速型である2100系電車能勢電鉄がこれら3形式を阪急から譲受し、能勢電鉄1500系電車1700系電車とした車両についても記述する。

== 共通事項 ==

2000系・2021系・2100系の車体は、いずれもメーカーであるナニワ工機(現・アルナ車両)の手による製の準張殻構造を採り入れた軽量構造車体をとなっている。これは前世代の1010系・1300系などが軽量化に腐心するあまり、特殊かつ極めて複雑な車体構造となり、製造・保守の両面で問題が生じたことへの反省として変更されたものであり、車両寿命がある程度犠牲となることを承知の上で外板厚を減じて重量軽減を図る一方、工程を可能な限り簡素化し、製造・維持コストの圧縮を図ったものである。
そのため、デザインは直線と平面を基調としたシンプルな形状となったが、前面は三面折り妻とされ、前面・屋根・裾部に丸みが付けられた。また、通風は1010系などと同様の軸流送風機によるファンデリアを用いた強制換気であるが、同系列などで問題となった複雑な屋根構造は廃され、換気用のモニター屋根と呼ばれる通風ダクトを本来の屋根構造とは独立して全長に渡って搭載する構成に変更され、構造の大幅な簡素化が実現した〔なお、このモニター屋根は本来の屋根板の上に1段突き出た状態で設置されていたことから「二重屋根(ダブルルーフ)」と呼ばれることもあった。〕。
前面は、連結運転時の乗客の移動を考慮し、中央に貫通扉が設置され、その両隣に窓が1つずつ設けられている。前照灯は阪急の車両で初めて採用された丸型シールドビーム2灯が四角形のケースの中に入れられて貫通扉上に、尾灯は左右の窓上に1灯ずつ設置されていた。左右の窓下にはフックが1つずつあり、行先表示板を掲出できるようになっていた。また、車体側面には列車種別表示灯が設置され、尾灯もこれに合わせて内部切り替えにより標識灯として使用することが可能であった。
窓配置は運転台付き車両がd1D3D3D2、中間車が2D3D3D2(d:乗務員扉、D:客用扉)で、側窓はワンタッチで開閉可能な新設計の大型ユニット窓が採用された〔この窓はその完成度の高さから、その後8300系まで改良を加えつつ長く継承されることとなった。〕。また、客用扉は阪急の車両では初採用となる1,300mm幅の両開き扉が採用され、戸袋窓は省略された。
外部塗装は、同時期に他社に明るい色の車両が多くなっていた中、在来の車両と同じマルーン(赤みがかった茶)の単色塗りとされ、窓枠のみアクセントとしてアルミサッシ無塗装の銀色とされた。室内も木目調の内壁とゴールデンオリーブ(光沢のある深緑)の落ち着いた雰囲気で、全席ロングシートであった。妻面は、開放感を持たせるために1,080mm幅の広幅貫通路で隣の車両と連結されていた。
車両番号は電動車・付随車・制御車でそれぞれ0 -と50 -(2021系の場合はそれぞれ21 -と71 -)と付番され、側面窓下に左右1箇所ずつと先頭車は前面貫通扉中央に1か所、ステンレスの切り文字で番号が掲出されていた。
途中で前面デザインや車体材質の変更などがあったものの、基本的な車体構造は1997年に製造された8000系最終グループまで受け継がれ、昭和半ばから平成までの阪急のスタンダードとなった。
パンタグラフは、当初電力回生制動常用を前提として設計されていたため、離線による回生失効を防止するため菱形のPG-18A1を1両あたり2基装備していた。その後、神宝線架線電圧の昇圧に伴い、2000系と2100系の回生制動機能が廃止された際に1両あたり1基に削減〔当初は三宮側を存置していたが、冷房搭載時に梅田側に変更された。〕されている。さらに2000系は冷房改造時に「モニター屋根」が撤去された。
阪急の車両で初の回生制動と定速運転制御を装備し、「人工頭脳電車(オートカー)」と呼ばれた。
この性能と先述のような斬新なデザインが話題を呼び、同時期に京都線に投入された姉妹車である2300系とともに、1961年の第1回鉄道友の会ローレル賞を受賞している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「阪急2000系電車」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hankyu 2000 series 」があります。




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