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能満寺古墳(のうまんじこふん)は、千葉県長生郡長南町芝原に所在する前方後円墳である。千葉県指定史跡。 ==概要== *全長74メートル〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、451頁。〕 *後円部直径47メートル、高さ7メートル *前方部幅27メートル、高さ4メートル 標高60メートルの丘陵上、能満寺境内に前方部を西に向けて立地する。前方部の未発達な墳形を呈し、周溝は墳丘の周囲を全周せず、後円部前面のごく一部にのみ掘り込まれている〔能満寺古墳 - 千葉県〕。埴輪は見つかっていない。 1947年に明治大学が発掘し、後円部墳頂から埋葬儀礼に供献された高坏、器台、底部穿孔壺など五領式期の土師器が発見された。墳頂下1.5メートルには長さ7.5メートル、幅2.5メートルの木炭槨が存在し、重圏文鏡、鉄剣、鉄刀、小玉、銅鏃、鉄鏃、鉇、楔形鉄器などが出土した。現在、これらの出土品は明治大学博物館に収蔵・展示されている。 4世紀後半代の築造と推定され、房総地方における最古のグループの有力古墳である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「能満寺古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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