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【名詞】 1. Noh mask =========================== ・ 能 : [よく, のう] 1. (adv,n,vs) being skilled in 2. nicely 3. properly 4. well 5. skillfully 6. thoroughly ・ 能面 : [のうめん] 【名詞】 1. Noh mask ・ 面 : [めん] 1. (n,n-suf) face 2. mug 3. surface 4. facial features 5. mask 6. face guard 7. side or facet 8. corner 9. page
能面(のうめん)は、能楽や一部の神楽で用いられる仮面である。伎楽面や舞楽の仮面などの影響を受けている。 == 概要 == 鬼神・老人・男・女・霊の5種類に大別される。女面、少年面、青年面は一部を除いて何れも白塗りの厚化粧、引眉で、お歯黒を付けており、これらは何れも、能が成立した時代の習慣を残したものである。 なお、『翁』の面は特徴的で、他の能面と異なり、 * 眼が全てくり抜いてある * ぼうぼう眉(綿や毛が植えてある) * 面が口の部分で上下で切り離してあり、後ろのところで結んである(顎が動く) 古式でおおらかな面である。 能面は木(桧が多い)を彫り、彩色して製作するが、この工程を「面を打つ」という。また、顔に付けることを「面を掛ける」という。この場合「面(おもて)」と読み、「能」がつくと「能面(のうめん)」と読む。近年は和紙製の張子面も登場している。 能楽に面を使用した記録に残る最も古い例は、弘安6年(1283)の春日神社での猿楽に三番、延命冠者、父尉などの面が使われたことが知られている。一般的に、能面が本格的に作られ始めたのは14世紀中頃に活躍した赤鶴吉成を初めとすると言われる〔久野健 編『彫刻』<日本史小百科>、近藤出版社、1985年 pp.86-87,172-173.〕。当時の代表的な面打師とその系譜は江戸時代中期に喜多方能が著した『仮面譜』によって、十作・六作・三光坊などに分類された。 十作とは日光、弥勒、赤鶴など、室町時代に今日の能面の基本形を創作した人々とされるが、実在が不確かな人物も含まれている〔。六作には千種、福来など、能楽発達後から安土桃山時代にかけて活躍した人々が挙げられている。三光坊は六作の中の一人だが、後の能面三家と呼ばれる越前出目家、近江井関家、大野出目家の始祖とされる人物である。 なお現在能(亡霊ではなく現在進行形として演じられる形式の能)の成年男性役には能面を用いないで演じられる。しかし役者が顔の表情を作って表現することは禁じられている。この能役者の素顔を「直面(ひためん)」と呼び、その名のとおり自分の素顔を能面と見立てて演ずる。 能のワキはすべて現在成年男性であるために直面で演じられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「能面」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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