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脳ヘルニア : ミニ英和和英辞書
脳ヘルニア[のうへるにあ]
exencephaly
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: [のう]
 brain, cesebral, encephalon, memory
脳ヘルニア : ウィキペディア日本語版
脳ヘルニア[のうへるにあ]

脳ヘルニア(のうヘルニア、、)は、脳浮腫血腫により頭蓋内圧(脳脊髄腔の圧、脳圧)が異常亢進した場合に、組織が一定の境界を越えて隣接腔へ嵌入した状態である。圧迫円錐、脳嵌頓ともいう。嵌入する部位によって、4つの種類に分けられる。
==発生部位による分類==
重篤するかどうか分かりやすい分類意味としては、ヘルニアによる部位が脳幹機能を低下させ自発呼吸への影響を予見できるかどうかである。
===テント切痕嵌頓===
テント切痕嵌頓 transtentorial herniation はテント切痕ヘルニア、鉤回嵌頓ともいう。脳腫瘍脳出血などでテント上腔の圧が亢進し、側頭葉内側部(鉤回海馬回)がテント切痕を越えて下方に嵌入した状態である。この際、脳幹(特に中脳、他に動眼神経、後大脳動脈など)が圧迫障害される。この機転が進行すると脳幹に二次的に虚血浮腫出血が生じる。他方、テント下腔の圧が亢進し、小脳の一部が押し上げられてテント切痕に嵌入する場合を上行性テント切痕嵌頓という。
テント切痕嵌頓の症状として、意識障害の進行、患側もしくは対側の瞳孔散大、動眼神経麻痺片麻痺、病的反射が現れる。さらに除脳硬直が起こり、脳幹機能が麻痺すると自発呼吸は消失する。片麻痺がテント上病変と同期に出現する症例では、圧迫を受けて偏位した対側大脳脚がテント切痕で障害を受けており、この際の圧痕をカーノハン切痕 Kernohan's notch という。テント切痕嵌頓の症状が現れたら、迅速に原病巣の除去(腫瘍、血腫の摘出)や減圧処置を行なう。除脳硬直に達するとに至るか、回復不可能な症状を残す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「脳ヘルニア」の詳細全文を読む

脳ヘルニア : 部分一致検索
脳ヘルニア [ のうへるにあ ]

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「 脳ヘルニア 」を含む部分一致用語の検索リンク( 3 件 )
小脳ヘルニア、大(後頭)孔ヘルニア
脳ヘルニア
頭瘤、脳ヘルニア



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