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脳化指数(のうかしすう)、略称EQ () は、脳の重さと体重から、式 : = × ÷ で算出される値である。体重が大きいほど脳も重くなる傾向があるため、それが補正される。動物の知性の指標として、ハリー・ジェリソンが1973年に考案した〔ジョン・コーエン(大野晶子訳)『チンパンジーはなぜヒトにならなかったのか』講談社 2012、p.282〕。 == 算出 == 脳の重量はアロメトリーに従い、全体重の冪に比例する傾向がある。脳化指数の提唱当時は、体重の2/3乗に比例すると考えられていた。そのため脳化指数は、脳の重量を体重の2/3で割り、適当な係数を掛けた値で表される。ただしより詳しい計測・解析の結果、この冪指数は3/4乗と判明したため、2/3乗を使った脳化指数には、体重が大きい動物ほど過大に見積もるバイアスが少し(体重10倍で+21%、1000倍で+78%)ある。 脳化指数は単独の数値に意味はなく、比較にのみ使われる。そのため、全体に掛ける係数は、任意に決められる。ジェリソンが最初に使った、ネコのEQを1とする算出式が一般的である。他に、ヒトのEQを10とする式もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「脳化指数」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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