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腎盂腎炎(じんうじんえん、)は、細菌感染を原因とする腎盂ならびに腎実質の炎症。臨床症状として血尿、混濁尿、膿尿、細菌尿、発熱を特徴とする。病理学的には腎杯の炎症、壊死、変性が認められる。ウシでは''Corynebacterium''属菌(特に''Corynebacterium renale'')による感染が重要である。 == 症状 == 発熱、腰背部痛、悪心、CVA叩打痛、白血球尿、細菌尿などを特徴とするが、この疾患の非常に恐ろしいところは容易に敗血症や播種性血管内凝固症候群 (DIC)、急性呼吸窮迫症候群 (ARDS) を起こすことである。よく知られた経験則に「発熱が認められれば、腎盂腎炎のような上部尿路疾患であり、認められなければ、膀胱炎のような下部尿路疾患である」というものがある。発熱が認められない場合、基本的には下部尿路疾患を疑うが、感染が上行してきて腎盂腎炎になる場合もあるので、注意して経過観察をする必要がある。 : 腎盂腎炎の半数は腰痛、腹痛を伴わない〔Wington RS, et al. Arch Intern Med. 1985;145(12):2222-7.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「腎盂腎炎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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